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【完全版】道後温泉の楽しみ方

愛媛県にある有名な温泉地・道後温泉

有馬温泉兵庫県)、白浜温泉(和歌山県)とともに日本三古湯と呼ばれています。

その歴史は相当古く、聖徳太子も来たと言われています。

夏目漱石が書いた小説「坊っちゃんに登場することでも有名です。

観光地としてにぎわっており、温泉に入らなくても昔ながらの街並み食べ歩きを楽しむことができます。

今日はこの道後温泉の楽しみ方をご紹介します!

 

 

 

アクセス

まずは道後温泉の行き方です。

道後温泉松山市にあります。

JR松山駅から路面電車に乗って向かいます。

伊予鉄道市内電車(片道170円)で約25分かけて向かいましょう!

 

 

坊っちゃんラクリ時計

まず駅を降りてすぐの人気スポット。

1時間ごとに坊っちゃんの登場人物が出てきてせりあがる時計です。(時期によっては30分に1回)

1994年に道後温泉100周年を記念して作られたものです。

横に足湯もあります。

 

 

道後ハイカラ通り

イカラとは、明治時代に流行した言葉で、西洋風の服装や生活様式をまねすること。

この商店街はそんな明治の雰囲気を今に伝えることを目標としています。

言うならば道後温泉お土産アーケードです。

清水寺で言えば産寧坂のような存在です。(道後ハイカラ通りには坂はありません。)

 

雰囲気はというと非常に活気がある商店街で、温泉地という感じがします。

食べ歩きをしている人や、人力車に乗る人、浴衣を着て歩く人。

 

中でも商店街の入り口すぐにあるミカンジュースのお店「10FACTORY」は大変にぎわっていました。

いろいろな種類のミカンジュースがあるのですが、1本5~600円するので私は手が出ませんでした。

 

また、坊ちゃん団子のお店は3つ確認できました。(私調べ)

坊ちゃん団子とはあんこで餅を包んだもので、三食団子になっています。

小説の中で坊っちゃんが団子を食べるシーンがあったため、それにあやかって名付けられたのだと思います。

私は「巴堂」というお店で食べました。

価格はどこも同じようなものだったので、有名人が来た写真(信頼の証)がいっぱいあったところを選びました。

 

他にも、「瀬戸内銘菓ポエムの店」や「一六タルトの本店」などもありました。

そうこう歩いているうちに本館が近付いてきます。

 

 

約100年の歴史!道後温泉本館

ここが道後温泉のメインスポットと言える場所です。

大人420円で入浴することができます。

そして道後温泉の本当の楽しみ方は休憩室も合わせて利用することだそうです。

(2021年3月現在はコロナで休憩室は使えません。)

 

この温泉の凄いところは、重要文化財に指定されていながら、現在もなお営業を続けているところです。

重要文化財に選ばれているものは主に神社やお城、邸宅など、かつて使われていたという場所が多い中で、現在もその時代と同じ目的で利用されているというのは、大変珍しい例だと思います。

本館は明治27年に建てられ、その後何度も改築を繰り返して現在も使われています。

道後温泉」という看板は昭和に作られたもので、それが掛けられた建物である玄関棟は大正時代に作られたものです。

2021年3月現在は保存工事を行っており、一部見られない場所があります。

 

 

道後温泉別館 飛鳥之温泉(あすかのゆ)

本館があるなら、別館もあります。

こちらは2017年にできた新参者で歴史はありません。

が、見た目は飛鳥時代の建築様式を取り入れていて、見ごたえがあります。

これは、聖徳太子道後温泉を訪れたと言われていることから、太子が生きた飛鳥時代をイメージしているそうです。

 

 

【コラム】「坊つちやん」読んでないんだけど!って人のために

夏目漱石1906年に発表した小説。

こんな昔の小説、読んでないという人の方が多いと思います。

(私は道後に行くに当たって読みました。)

ただ、100年以上前に書かれた作品が今も名前を知られているというのはすごいことですよね。

そんなに面白いのか!ということになります。

どんなお話かと言いますと、「主人公の坊ちゃんが江戸から松山にきて中学校の教師をやる」という話です。

でも別に学園モノというわけでは全くなく、江戸っ子の坊ちゃんが田舎での暮らしや人間関係に苦労する様子が描かれます。

また、マドンナと呼ばれている女性が登場します。

道後温泉にも「マドンナ」の名を冠した施設がいくつかあると思います。

ここで注意したいのは、マドンナというのは坊ちゃんの恋人ではなく、同僚の恋人であるということです。

坊っちゃんが恋をするというわけではありませんが、このマドンナを巡って話が大きく動きます

 

気になった方は書店で300円程度で文庫本を買えるので、読んでみてはいかかでしょうか。170ページくらいで、すぐ読み終われます。

読書感想文みたいになってすみません。

 

では道後温泉に戻ります。

 

道後温泉を見降ろせる!空の散歩道

道後温泉のすぐ横にある遊歩道を少し上がると、展望足湯があります。

無料です。(タオルを持っていくのを忘れずに。)

 

上から道後温泉本館を見ると、てっぺんに白鷺がいます。

これに関係しているのが、「白鷺の伝説」です。

かつて、片足を痛めた白鷺が道後の地に飛んできて、湧き湯に足を浸すとその傷が癒えたのです。

道後温泉はこの白鷺によって発見されたと言われています。

そのため、道後温泉では至る所に白鷺を見つけることができます。

ぜひ、探してみてください。

 

 

 最後は宇和島名物の鯛めしで!

宇和島鯛めしとは簡単に言うと「鯛が入った高級な玉子掛けご飯」です。

自分で卵を溶いて鯛や海藻をダシに入れ、ご飯にぶっ掛けて食べます。

そりゃうまいです。

 

愛媛県の西側には宇和島という町があり、そこに面した海を宇和海と言います。

その宇和海の海岸はリアス式海岸であり、鯛の養殖に適しているのだそうです。

そのため、宇和島の鯛の生産量は日本一!らしいです。

だから鯛めしというのが宇和島の郷土料理になっているのですね。

 

この鯛めしを提供している愛媛県のローカルチェーン店があります。

「かどや」です。

「地元のチェーン店はうまい」の法則により、ここが良いだろうと判断。

道後温泉の近くにも2つの店舗がありました。

宇和島鯛めし1600円。良かったです。

 

 

おわりに

やはり道後ハイカラ横丁のおかげで、かなりにぎわっている温泉地という印象を受けました。

観光するポイントもたくさんあり、温泉に入らなくても飽きることなく楽しむことができます。

夕暮れ時もきれいです。

 

最後に温泉地あるあるを言って締めます。

 

 

 

温泉地あるある言いたい~

 

温泉地あるある言いたい~

 

温泉地のあるある言いたい~

 

温泉地のあるあるが言いたい~

 

温泉地あるあるが言いたい~

 

温泉地あるある言いたい~

 

 

温泉地にはトトロのお店がある!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!!