近畿コンシェルジュ

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ソコラ塚口クロス

阪急塚口駅の目の前にある商業施設。

2023年11月にオープンしました。

 

もともとさんさんタウンという昭和集漂う商業施設でしたが、満を持してのリニューアル。

ピカピカの内装です。

 

目次

 

B1から2階までの小規模施設です。

テナントが入っているエリアは3フロア。

面積はそこまで広くはないです。

 

メインターゲットは塚口駅を利用する人たちのようです。

また、ソコラ塚口クロスの上には、立派なマンションがあります。

住民にとっては非常に便利です。

まさに名前の通り、「そこらかいもん行ってくるわ」ということですね。

 

B1はイオン

いたって普通のイオンフードスタイル(元ダイエー)です。

営業時間が23時というところがなんとも嬉しいですね!

 

こんなところに!?すし酒場さしす

話題の居酒屋・すし酒場さしすが塚口にやってきました。

塚口でも長蛇の列ができていてびっくりしました。。。

 

大きめのダイソー

2階のほとんどの面積を占めるダイソーがあります。

品ぞろえは割と豊富な方だと思います。

 

おしゃれな上島珈琲店

店内は開放的で、窓から塚口駅前のロータリーを眺められます。

上島珈琲と言うのが少し珍しくて、行きたくなります。

 

上のマンションに住みたい!

正直、思っていたほど広くはなかったかなという印象です。

ただ、生活する分にはうらやましいほどの充実ぶりです。

食パンの乃が美もありますよ。

 

なにせ、駅前の開発が進んでいて気分が上がるので、一度行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

【5分でわかる】倉敷のおすすめスポット5選

倉敷LOVERの私が倉敷の魅力を厳選してご紹介します。

 

〈目次〉

 

1.フォトジェニックな美観地区

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倉敷と言えば何といってもこのきれいな風景。

この地域は総称して美観地区と呼ばれています。

江戸時代からの景観が保存されており、その建物を利用したお店や文化的施設が多く、観光客が楽しめるスポットになっています。

 

江戸時代、船で物資を運んでいた時代に、この地域は大阪への中継地点として重要な役割を果たしていました。

そのため、多くの倉庫(蔵屋敷が立ち並び、船が入るための水路も整備されています。

倉敷の名前の由来は、この蔵屋敷からきているとされる説もあります。

 

倉敷は幕府が直接支配する領地「天領の一つであったことからも、その重要性がわかります。

かつての繁栄の様子を想像しながら歩くのも楽しいでしょう。

 

 

2.倉敷アイビースクエア

先ほど紹介した「天領」には代官所というものが置かれました。

代官所とは今でいう市役所のようなもので、倉敷周辺の事務などを行っていました。

しかし、この代官所はある騒動により火災でなくなってしまいました。

その跡地にあるのが倉敷アイビースクエアです。

 

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倉敷アイビースクエアは宿泊施設お土産ショップ広場などを併設した複合施設で、美観地区内でひときわ存在感を放っています。

レンガ造りの建物とその外壁を覆うツタが印象的で、これもまたきれいな景観を作り出しています。

実はこの建物、かつてこの場所にあった倉敷紡績所の工場を再利用したもので、近代化産業遺産にも認定されています。

ツタは工場の空調のために植えられたものだそうです。

 

この場所は、江戸時代には代官所明治時代には倉敷紡績、という歴史を持ち、現在は倉敷アイビースクエアとしてその歴史を伝え続けています。

 

 

3.神社もある!

美観地区のすぐそばに、ひときわ高くなっている丘のような地形があります。

これは鶴形山(つるがたやま)と呼ばれています。

その鶴形山の上にあるのが阿智神社(あちじんじゃ)です。

 

約500年前まで倉敷やこの周辺の地域は海でした。

そうすると、鶴形山に当たる場所はその当時は島であったと想像することができます。

つまり、倉敷が海であった時代でも鶴形山に人が来ることはできたということになります。

その証拠に、阿智神社境内には大きな岩があります。

岩が何かというと、日本には古代から岩を神様として祀るという信仰方法があります。

鶴形山には、古代から神様が宿っていたということがわかります。

 

また、当時はこの周辺は海であったということから、この神社には宗像三女神(むなかたさんじょしん)という海上安全の神様が祀られています。

それが現在、川の沖積や江戸時代の干拓によって倉敷市街地はみるみる大きくなっていきました。

阿智神社に行けば、倉敷の本当の歴史を感じることができるかもしれません。

 

 

4.倉敷デニム

倉敷は江戸時代以降、干拓として大きく開発されることとなります。

海水を取り除いて土地を作っていくため、この地は塩分が多い土壌となってしまいます。

このような土地は、塩分に強い綿花を栽培するのに適しています。

これにより、倉敷では綿花栽培が盛んになり、これを原料とした繊維産業が発展します。

近くの児島(こじま)という地域では国内初のジーンズが生産されました。

倉敷では、現在もデニム生地を使った雑貨など、繊維産業という伝統を受け継いでいるお店がたくさんあります。

倉敷デニムストリートや、先ほど紹介したアイビースクエア内でもジーンズ・デニム雑貨が取り扱われています。

 

デニムが有名ということで、青い肉まん青いソフトクリームも販売されています。

なんとも食欲をそそらない色ですが、それが逆に面白くて話題性もありますね。

 

 

5.大原美術館

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倉敷を語るときに大原家の名を出さずには終われません。

大原家とは、倉敷の大地主で、倉敷の発展に最もかかわった家です。

例えば、倉敷紡績所(クラボウ)の初代社長は、大原孝四郎です。

倉敷絹織(クラレ)の初代社長は、大原孫三郎です。

 

そんな大原孫三郎が倉敷に設立したのが大原美術館です。

中でも、エル・グレコの「受胎告知」は日本で2つしかない大変貴重なものだそうで、この美術館の目玉となっています。

料金は1500円です。

 

 

最後に

倉敷には、ここでは紹介しきれない魅力がまだまだあります!

マスキングテープで有名な如竹堂の本店、実は倉敷発祥のぶっかけうどん、駅前のえびす通商店街など。

また、倉敷駅前、美観地区と逆側の出口を出ると、アリオ倉敷があります。

三井アウトレットパークも併設されているので、ショッピングも楽しめます。

 

ぜひご自身で行って、さらなる倉敷の魅力を発見してみてください!

 

 

三種の神器がまつられている神社 熱田神宮とは

熱田神宮とは愛知県名古屋市にある神社です。

 

〈目次〉

 

アクセス

熱田神宮の最寄り駅は、名古屋鉄道名鉄)の神宮前駅です。

名鉄名古屋本線名鉄名古屋駅から神宮前駅までは6分、230円です。

神宮前駅を出ると、目の前に熱田神宮があります。

 

もう一つ、JRの熱田駅が近くにあります。

JR東海道本線で名古屋駅から熱田駅までは8分、190円です。

熱田駅から熱田神宮までは約5分ほど歩きます。

 

どちらでもアクセス可能なので、私は行きと帰りで別々の鉄道を利用しました。

 

 

熱田神宮とは

日本国内でもっとも格式高い位の神社には「神宮」という名がつけられます。

熱田神宮もその一つです。

 

では、なぜ位が高いのか。

それは、三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)という刀が祀られているからです。

 

 

三種の神器

三種の神器とは、日本で天皇が代々受け継いできた宝物のことです。

日本神話にも登場します。

 

三種の神器は、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)の他に、八咫鏡(やたのかがみ)八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)のことを言います。

八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮に、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)は皇居に、そして草薙神剣が熱田神宮にあります。

この並びからも、熱田神宮の格式の高さがわかります。

 

草薙神剣は、日本神話の中では須佐之男命(スサノオノミコト八岐大蛇(ヤマタノオロチを退治したときに、八岐大蛇の尾から出てきたとされています。

その後、須佐之男命は、これを天照大神アマテラスオオミカミに献上しました。

この剣は様々な経緯を経て尾張国(現在の愛知県)で祭られることとなり、これが熱田神宮の起源となりました。

 

 

熱田神宮の宝物殿(ほうもつでん)

熱田神宮の境内には、国宝や重要文化財を展示している施設があります。

拝観料は大人300円、中学生までが150円です。

 

この施設の自慢は、刀剣の展示です。

草薙神剣が収められている神社というだけあって、幅広い層から名刀が集まってくるそうです。

刀好きの方は必見のスポットであると思います。

 

 

こころの小径(こみち)

境内の散策スポットとして「こころの小径」があります。

木陰をゆったりと散歩することができます。

パワースポットらしきものも多く見られます。

 

 

伊勢神宮ほどの賑わいはない。

伊勢神宮と同じぐらい格式が高いのに、なぜ知名度はそれより劣るのか。

私は、周辺の賑わい方の違いが大きな要因になっていると思います。

 

伊勢神宮は古くから「お伊勢参り」と言われるように観光地としての側面を持っていました。

そのため、周辺には「おかげ横丁」などの土産もの屋が立ち並び、メディアなどにもたびたび取り上げられます。

 

一方で、熱田神宮の周辺はほとんど観光地化されていません

道路の対岸にある商店街はそれほど活気があるようには見えませんでした。

 

同じような性質の神社であるのに、観光の仕方が異なるのは面白いことです。

あえて語弊を恐れずに言うならば、友達と行くなら伊勢神宮、一人で行くなら熱田神宮といったような雰囲気です。

 

 

最後に、この地には三種の神器が収められているという言い伝えからも、歴史的に重要とされてきた場所です。

そのような意味で、私は一度は訪れておくべきスポットだと思います。

 

 

【密回避】関西の穴場観光スポット7選

今回は、

コロナが怖くて人混みを避けたい!

でもどっか出かけたい!

という方におすすめの関西穴場観光スポットをご紹介したいと思います。

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〈目次〉

 

この記事は動画の補足的な内容になっていますのでぜひ動画と合わせてご覧ください!

www.youtube.com

 

 

1.明日香村(奈良県

明日香村

移動距離の目安・・・大阪から電車で約1時間

所要時間・・・まる1日

 

奈良県の観光スポットと言えば、いわゆる大仏や鹿がいるエリアを想像すると思いますが、そこより南側のエリアに明日香村はあります

明日香村は、飛鳥時代の日本の政治の中心

ここから政治の基礎が作られたとされていることから、明日香村は日本の始まりの場所とも言われています。

そんな場所には、1400年前から続く日本の原風景が残っています。

さらに、村内には古墳や寺など、1日では回り切れないほどの観光スポットがたくさんあります。

ここをレンタサイクルで巡るのが気持ちよくて最高です!

ただ、ほとんどが屋外施設かつ周囲に建物が少なく影がほとんどないことから、かなり熱くなるので、熱中症にはご注意ください。

 

詳しくは以下の記事で↓

mall.hatenablog.com

 

 

2.醒ヶ井宿(滋賀県

醒ヶ井宿

移動時間の目安・・・大阪から電車で1時間40分

所要時間・・・1時間

 

「さめがいじゅく」と読みます。

滋賀県にある宿場町で、小さな川が流れていることが特徴です。

人気なのは、水中に梅花藻(バイカモという花が咲く涼しげな風景。

夏には地元の方が清流でスイカを冷やしている光景なども見ることもできます。

 

所要時間はだいたい1時間もあれば十分かと思いますので、彦根敦賀などと合わせての観光が良いかと思います。

 

 

3.智頭急行兵庫県岡山県鳥取県

智頭急行

移動時間の目安・・・大阪から電車で2時間

所要時間・・・5~8時間

 

智頭急行(ちずきゅうこう)は兵庫、岡山、鳥取をまたいで走るローカル線です。

この路線は、大阪ー鳥取間を移動する人々が「スーパーはくと」という特急で通り過ぎる区間としても利用されています。

が、この沿線には魅力的な観光スポットがたくさんありますので、途中下車の旅をお勧めします。

例えば、平福駅

ここは城下町から宿場町になったという2つの歴史を持つ町です。

宿場町時代からの蔵が並ぶ川端風景(かわばたふうけい)というのが有名です。

 

車内ではのんびりと過ごすことができ、車窓からは田舎の風景を眺めることができます。

ワンマン列車、無人は当たり前の世界です。

1日フリーきっぷが発売されているので、これを買っていきましょう。

 

きっぷの料金、他の駅の見どころについては以下の記事で↓

mall.hatenablog.com

 

 

4.高野山和歌山県

高野山

移動時間の目安・・・大阪から電車で2時間30分

所要時間・・・まる1日

 

高野山宗教都市で、山に囲まれた町全体を表します。

この町には修行僧はもちろん、一般の人も住んでいます。

少々不便ですがコンビニも、警察署も、信号も、バスもあります。

 

ただ、高野山標高800mという高地にあるので、電車やロープウェーに乗っていくことになります。

これに乗って高野山に着くと、町の中は基本的にバスでの移動になります。

これらの電車、ロープウェー、バスはすべての乗り放題きっぷが南海電車から発売されています。

 

金剛峯寺のシンボルとして建てられた根本大塔(こんぽんだいとう)や、空海が眠っているとされる奥の院(おくのいん)などに訪れることができます。

奥の院は、夏は涼しくて快適ですが、その反面冬は日が当たらない&高地という条件からかなり寒くなります。防寒対策はしっかりとしていくことをおすすめします。

 

グルメは高野山ならではものとして精進料理が名物です。

普段ではなかなか食べることができないものですので是非食べてみてください!

 

 

 

5.長浜城滋賀県

長浜城からの夕日

移動時間の目安・・・大阪から電車で1時間40分

所要時間・・・1時間

 

長浜城自体は、特別有名なことはないのですが、私がおすすめしたいのは長浜城公園から見える琵琶湖と夕日です。

ここは知る人ぞ知る琵琶湖の夕日スポット

長浜城は琵琶湖の東側に位置しているので、そこから西の方角にある琵琶湖の向こうに夕日を見ることができます。

まるで海のように大きい琵琶湖ですが、どこか安心感のある穏やかな波。

その向こうに夕日がある光景は、海から見る夕日とはまた違った雰囲気があります。

長浜城の観光も併せて、ぜひ行ってみてください!

 

 

6.福知山線廃線跡兵庫県

福知山線廃線跡

移動時間の目安・・・大阪から電車で40分

所要時間・・・約4時間

 

大阪から最も近い秘境駅とも言われる武田尾(たけだお)駅

この近くには、かつて線路があった場所を利用して作られたハイキングコースがあります。

線路は谷沿いを走っていたので、渓谷地形を間近に見ながら歩くことができます。

途中、鉄橋やトンネルにも何度も出会います。

 

ただ、このハイキングコースはしっかりと整備されたものではないため、少々危険なところもあります。

トンネル内にライトなどはありません。懐中電灯が必須です。

少しのスリルを味わいながら自然を感じたいという方におすすめです。

 

駅前にはコンビニ等もないので飲料、食料はあらかじめ買ってから行くことをお勧めします。

 

 

7.余部橋梁(兵庫県

余部橋梁

移動時間の目安・・・大阪から電車で約4時間

所要時間・・・1時間

 

餘部(あまるべ)駅は橋の上にある駅で、空の駅とも言われています。

そして、この橋を余部橋梁(あまるべきょうりょう)と言います。

やまあいに架けられた橋で、日本海を望むことができます。

 

橋からはクリスタルタワーというエレベーターを使って降りることができ、橋の下には観光案内所や売店が少しあります。

横に大きな駐車場もあり、車で訪れる方も多くいますが、私は電車で訪れることをお勧めします。

なぜなら、この餘部駅がある路線・山陰本線は乗降客が少なく、いつ廃線になってもおかしくないようなところだからです。

接続が悪いなど不便なことは多いですが、旅の醍醐味としてローカル線を味わってみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

サンダーバードの乗車券、普通に買うのはもったいない!

〈目次〉

 

 

まずはじめに

大阪から北陸地方へ行くときに必ず乗るのが、サンダーバードという特急です。

そして、これが片道約7000円なので、往復するだけで約14000円もかかってしまうということになります。

そのため、大阪発で北陸地方をお得に観光するためには、いかにサンダーバードの料金を安くすることができるかがポイントになります。

 

方法は主に2つあります。

1.日本旅行が販売するサンダーバードの格安きっぷ

こちらはサンダーバードの往復セットで約8000円となっているため、本来の片道の料金で往復することができる非常にお得な設定となっています。

このきっぷは日帰りでの利用に限るため、金沢周辺の観光をしたいという方に向いていると言えます。

発売時期は不定期で、あまり大々的に宣伝もされていないため、インターネットで頻繁にチェックする必要があります。

 

2.JR西日本が発売する北陸乗り放題きっぷ

こちらはサンダーバードの往復+北陸地方での新幹線や特急に3日間乗り放題のセットで、15850円という内容です。

金沢だけでなく富山にも訪れたいという方にはこちらがおすすめです。

通年販売されており、予約も前日まで可能ということで非常に使いやすいです。

公式ページ↓

北陸乗り放題きっぷ|トクトクきっぷ:JRおでかけネット

本記事では、こちらのきっぷを紹介します。

 

 

北陸乗り放題きっぷを使うときのポイント

このきっぷの強みをまとめるとこんな感じになります!

  1. サンダーバードに乗り放題であること!
  2. 北陸新幹線の一部区間が乗り放題になること!
  3. 観光列車の乗車券としても使えること!

 

1.サンダーバードに乗り放題であること!

このきっぷでは、北陸エリア内の特急が乗り放題になります。

そのため、北陸エリア内であれば実質サンダーバードも乗り放題となります。

これによって、普段は降りることのないような駅に途中下車することができます。

例えば、敦賀(つるが)、鯖江(さばえ)、福井、芦原温泉(あわらおんせん)、加賀温泉、小松など。

ただ、敦賀は在来線で大阪から日帰りで行けたりもしますので、せっかくならそれ以降の駅で降りてみるのがよいかと思います。

 

2.北陸新幹線の一部区間が乗り放題であること!

新幹線に乗り放題という何ともブルジョワな経験をすることができます。

関西在住であれば北陸新幹線に乗ることはそんなに多くはないと思うので、この機会に乗りまくるのがよいでしょう。

 

ただし、手放しで喜ぶことはできません。

新幹線に乗ることができるのは一部区間のみであり、具体的に言うと以下のような区間になっています。

金沢ー新高岡ー富山ー黒部宇奈月温泉

つまり、この4駅しか降りることができないということになります。

また、新高岡駅黒部宇奈月温泉駅などは主要な駅ではないため、新幹線の本数も少なくなってしまいます。

 

これらのことに注意する必要はありますが、長距離の移動では新幹線をガンガン使うことができます。

 

3.観光列車の乗車券としても使える!

石川や富山には、観光列車がたくさんあります。

金沢駅から能登方面へ向かい和倉温泉駅までを結ぶ「花嫁のれん

砺波平野を駆け抜け、さらに富山湾沿岸を走る「べるもんた」

これらの列車には、追加の指定席料金を払うだけで乗車することができます

本来は約1500円の運賃も必要ですが、ここに北陸乗り放題きっぷが適用されるからです。

指定席料金は、花嫁のれんでは1390円、べるもんたでは530円となっています。

 

 

他の交通機関との組み合わせが必要

このきっぷは、北陸エリアの

  • 新幹線
  • 特急
  • 在来線
  • IRいしかわ鉄道
  • あいの風とやま鉄道

が乗り放題となります。

 

逆に言えば、それ以外は乗ることができません。

これで十分じゃないかと思うかもしれませんが、富山の主要な観光地へはここからさらにバスや他の鉄道を利用する必要があるものが多いです。

以下に例を挙げます。

 

1、宇奈月温泉黒部宇奈月温泉駅にはない!?

新幹線の黒部宇奈月温泉駅は、宇奈月温泉から意外と離れたところにあります。

黒部宇奈月温泉駅に着いたら、富山地方鉄道という別の鉄道に乗り換えてさらに30分行く必要があります。

 

2.富山市内観光は路面電車かバスで。

新幹線で富山駅に着いたら、富岩運河環水公園や富山城、ガラス美術館の観光をすることができます。

しかし、これらのスポットは別の路面電車やバスを利用しないと行くことができません。

 

3.海王丸パークへは万葉線で。

富山県射水市にある観光スポット、海王丸パーク

ここへは、JRの高岡駅から万葉線という路面電車に約40分乗らなければいけません。

 

4.ほたるいかミュージアムや埋没林博物館はバスが必要かも?

これらは富山県滑川市の観光スポット。

それぞれ、あいの風とやま鉄道の最寄り駅がありますが、徒歩約10分と微妙な距離。

気候や天候が悪ければバスを使う必要があるかもしれません。

 

5.立山黒部ダムへはアルペンルートで。

アルペンルート黒部ダムロープウェーやバスなどを使って1日がかりで観光するものです。

そのため、アルペンルートに行くのであればこのきっぷはあまり適していないと言えるでしょう。

 

上記のように、富山県には多様な鉄道会社があります。

そのため、このきっぷが使えない他の交通機関との組み合わせも時には必要になります。

 

 

以下の記事は北陸乗り放題きっぷを実際に使った2泊3日の旅程です。(動画あり)

ぜひ参考にしてみてください。

mall.hatenablog.com

 

 

 

 

大阪発!3万円で北陸地方2泊3日の旅モデルコース

今回は北陸乗り放題きっぷを使った大阪発の北陸旅行のモデルコースをご紹介します。

こちらの動画で紹介したものの裏情報的な記事となっています。

 動画と合わせてご覧ください!

 

www.youtube.com

 

 【目次】

 

 

使用金額

1日目

北陸乗り放題きっぷ     15850円

富山ブラック        900円

万葉線高岡駅→西新湊駅) 400円

レンタサイクル       500円

万葉線海王丸駅→高岡駅) 400円

ゴーゴーカレー       800円

ホテル           2500円

 

2日目

花嫁のれん         1390円

駅弁            1200円

金沢市内1日フリー乗車券  600円

板チョコアイス       100円

とり野菜みそ        600円

ホテル           2500円

 

3日目

富山地方鉄道 市内電車・バス1日ふりーきっぷ 650円

海鮮丼                    1078円

金沢バス(金沢駅前→21世紀美術館)      200円

21世紀美術館                 450円

金沢バス(21世紀美術館金沢駅前)      200円

8番らーめん                 649円

 

計 30967円

 

動画内では紹介できなかったその他もろもろ

セブンイレブンのパン   127円

マツキヨのお茶   2本で138円

お土産          1080円

セブンイレブンのパン   138円

スーパーのお茶   2本で168円

セブンイレブンのコーヒー 110円

 

計 32728円

 

※動画内でもご説明していますが、3万円内で抑えるには食事やお土産での調整が重要になります。

しかしあまりに質素にしすぎてはせっかくの旅行が少し寂しくなると感じてしまう方も多いかと思います。そこのバランスはご自身の価値観で判断していただければ幸いです。

 

 

節約ポイント1.無料の観光地で十分に楽しめる

今回の旅で訪れた観光地は無料のスポットが多かったと思います。

海王丸パーク、ひがし茶屋街、金沢城、四校記念館、尾山神社、富山城、ガラス美術館、市役所の展望台など。

これらの場所はお金を払って入場するエリアもありますが、そこに入らなくても十分楽しめました。

もちろん、自分が強く興味を持っているものであれば、お金を払って入るべきだと思います。

例えばガラスが好きならガラス美術館の有料エリアに、船が好きならば海王丸の内部に乗船するなど。

私は今回、21世紀美術館の有料エリアに入りました。

21世紀美術館も、周囲の無料開放ゾーンだけで十分に楽しめる場所ではあるのですが、私が過去数回訪れていて未だに内部に入ったことがなかったので、満を持して入ることにしました。

 

節約ポイント2.移動時間を楽しむ

電車に乗っている間も楽しむことができれば、移動時間が無駄だということがなくなります。

今回は、北陸新幹線に乗り放題だったので、普段の電車に乗るような気楽な感覚で新幹線に乗るという経験を楽しみました

特に北陸新幹線は内装がきれいなので乗っていて楽しいです。

 

あとは、花嫁のれんという観光列車。

これも和倉温泉に行くことが目的ではなく、観光列車に乗る時間を楽しむことが目的です。

和倉温泉には行けたらいいなぐらいに思っていただけで、今回はバスの接続が悪かったために和倉温泉には行きませんでした。

 

節約ポイント3.フリーきっぷを活かした旅程を立てる

今回の旅ではふりーきっぷを3枚種類使っています。

1つ目が北陸乗り放題きっぷ

このきっぷは新幹線を乗り倒すことで元を取りまくっています

黒部宇奈月温泉駅は、舌山駅まで歩いて終わるという異例の観光でしたが、なんとも贅沢な使い方をしている感じがして面白いです。

 

2つ目が金沢市内1日フリー乗車券

これは金沢市内のバスに乗り放題というきっぷです。

金沢市内の観光をなるべく1日にまとめて回りました。

21世紀美術館だけ別日に行ったことは少しもったいないですが、ここだけは混雑を避けるために空いてそうな日を選びました。

21世紀美術館は人が多いとあまりゆっくり見られないので、混雑を避けることは最優先です。(もちろん感染症対策のためにも)

 

3つ目は富山地方鉄道 市内電車・バス1日フリーきっぷ

これについては別記事で紹介しています。

mall.hatenablog.com

 

 

結局なんぼ元とったん?

今回の旅行で北陸乗り放題きっぷを使わなかった場合の交通費を計算してみます。

※新幹線・特急は自由席の場合で換算しています。

 

1日目

サンダーバード 大阪→金沢   7260円

北陸新幹線   金沢→新高岡  1560円

JR城端線   新高岡→高岡  150円

JR城端線   高岡→新高岡  150円

北陸新幹線   新高岡→黒部宇奈月温泉 2860円

北陸新幹線   黒部宇奈月温泉→金沢  3560円

 

2日目

花嫁のれん   金沢→和倉温泉 1410円

能登かがり火  和倉温泉→金沢 2270円

 

3日目

北陸新幹線   金沢→富山   2860円

北陸新幹線   富山→金沢   2860円

サンダーバード 金沢→大阪   7260円

 

計 32200円

ー)15850円

  16350円の得!

 

これより元を取った旅行をしたことがあるという挑戦者募集してます。

 

 

金沢にある神秘的な神社 尾山神社とは!?

尾山神社は金沢にある神社で、観光スポットにもなっています。

 

〈目次〉

 

尾山神社とは

この神社は、加賀藩(石川県)を治めていた前田家の初代・前田利家(としいえ)と妻のまつが祀られています。

前田家2代目の前田利長(としなが)が利家を神として祀ろうとしたことがきっかけで作られました。

 

 

徳川幕府に隠れてこっそりと作られた

尾山神社内には洋風の建築が見られます。

しかし、前田利長が生きた時代は江戸時代初期、海外の文明はまだ入ってきていません。

これはなぜでしょうか。

 

実は、現在の尾山神社は明治時代に新しく作られたものなのです。

では、利長が作ったかつての尾山神社はどこにあったかと言うと、富山県です。

 

当時は、江戸幕府徳川家康が権力を持っていました。

前田利家外様大名(とざまだいみょう)と言って、どちらかと言うと家康と敵対する身分でした。

そのため、利長は利家を祀ろうとしたときに、大々的に神社を作ることができなかったのです。

家康にバレないようにこっそりと富山県氷見市にある卯辰八幡宮(うたつはちまんぐう)に祀りました。

 

明治時代になると、前田家の子孫である加賀藩藩士たちが、金沢に改めて前田利家を祀ります。

これが尾山神社です。

加賀藩主の家として使われていた金谷御殿(かなやごてん)という建物の跡地に建てられました。

 

 

色鮮やかなギヤマンが使われた神門(しんもん)

尾山神社の入り口にある神門は明治時代に作られたものです。

当時はまさに文明開化の時代で、洋風建築をまねて作るのが流行っていました

この神門は、和風、洋風、さらに中国風の建築様式を取り入れた非常に珍しい造りをしています。

 

門の最上階にはステンドグラスのようにガラスが切ってはめ込まれ(ヤマンと言います)、夜になると中が光ります。

この灯りは明治時代、灯台の役割を果たし、船からの目印となっていたそうです。

 

また、門の上には避雷針が付いており、これは日本最古の避雷針だそうです。

 

 

 神門のライトアップ

夜の時間帯のライトアップが特にきれいなのでおススメです。

日没から22時までライトアップされているそうです。

 

 

尾山神社の名前の由来

尾山とは金沢の昔の呼び方です。

現在でも、尾山神社の周辺の地域には尾山町と言う地名が残っています。

 

 

アクセス・所要時間

城下まち金沢周遊バス、またはJR西日本バスに乗って、「南町・尾山神社で下車。

そこから徒歩3分です。

 

中には無料で入ることができてそれほど大きくもないので、歴史マニアでもなければ10分で見終わるところだと思います。

ただ、神門は一見の価値ありですので、ぜひ訪れてみてください。

 

 

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